【カブトムシ・クワガタ採集】昼間でも捕れる!自分だけの秘密の場所を見つける方法

クワガタ

 

よしこの旦那です。

 

今日は昼間にクワガタに出会うためのちょっとしたコツを説明しますね。

 

前回の記事で、クワガタを見たければ夜がいいのは実証済みです。
元気な姿を見れるのも夜ならではですが夜の森は危険です、イノシシに遭遇する可能性もあったりするわけです。

 

クワガタ

 

子供を連れていきたくても寝る時間なので(よい子の場合)、なかなか本腰入れて夜出かけることできませんよね。

 

この記事はこんな人におススメ
  • 野生のカブトムシ・クワガタを見たい
  • 子供を採集に連れて行きたいが夜は危険なので昼に行きたい
  • 昼間でもカブトムシ・クワガタが樹液に集まっているところを見たい
  • 昼間に採集したい

 

昼間にクワガタ・カブトムシは採集できます

 

わたし、いくつものポイントを回っているうちに、昼でも採れる場所、木のどの部分にいるかなど、クワガタに出会う秘訣が分かってきました

 

しかし、独自の理論なのでその通りにやって出会える保証はないのでご了承ください!あくまで出会う確率がアップする方法として理解してくださいね!

 

カギは行動力 

 

良いクヌギを見つけるにはこれしかありません!飛び込み営業も、数うちゃ当たるように、たくさん見つけることができればその中に樹液ダラダラの木があるでしょう!

 

ポイントの探し方ですが、私の場合は車を走らせ、クヌギの木を見つけて観察する。いなければ次の木を探す、を繰り返します。

 

キョロキョロしながら田舎道を走っている軽トラを見かけたらそれは私の可能性が高いです( ゚Д゚)

 

その時は「前方不注意だぞ!」と叱責してください。私じゃない可能性もありますが笑 前方不注意は立派な交通違反、そう思われない程度にキョロキョロしましょう!

 

地図を持ち歩いて記入しながらまわると効率いいです。とにかく動きまわってチェックしましょう!

 

クヌギをメインに探す

 

樹液が出る木を見つけないとクワガタには出会えません。私は、「クヌギ」をメインに探します。

 

遠くからでも「あれはクヌギだ」と分かるようになれば効率よく探せます。

 

クヌギの探し方なんですが、夏場は葉が生い茂って、クヌギを見分けるのは正直難しいです。

 

クヌギ

 

そこで、冬場にクヌギのを探しておくんです!

 

なぜ冬場に探すのか?ですが、クヌギは「落葉広葉樹」といって、冬には葉を全部落とすか枯れた葉が枝に残ったままになっています。 

 

だから、枝だけや枯れている木が見えたら、クヌギの可能性が高いのです。

 

あとは近づいて確認するのみ、冬なので藪も深くなく虫もいないため、楽に近づけるんです!

 

クヌギ以外ならアキニレがおススメです!

アキニレ クワガタ

 

木のウロや落ち葉の下を探す

 

夜みたいに樹液に集まってないので、それ以外の場所を探します。

 

木のウロ木に絡まったツルの隙間などを探すといます。

 

でも、「こんなこと誰でも知ってますけど!」と怒号が飛んできそうです・・・ すみません、一応確認のため書きました笑。

 

つぎのコツを説明します。これが一番伝えたいことです!
これができるのとできないのではクワガタに出会う確率が大幅に変化しますよ!

樹液の良く出るクヌギがあるのはどんな場所?

 

下記のような場所は昼間でもクワガタに出会える確率が高いです!

  • 南向きの斜面
  • 日当たりが良い
  • 西や東に日当たりをさえぎるようなものがない

要約すると、日当たりが十分確保できる場所です。

 

このような場所に生えている木は健康で、樹液が出ている可能性が高いです。さらに、次に書く要素がプラスされたらA級ポイントです!

 

それは・・・

  • 木の上部、つまり葉がたくさん茂っているところには存分に日光が降り注ぐ
  • 地上付近は笹や茂みに覆われて薄暗い
  • 風通しがイマイチでジメジメした場所

さらに、近くに小川や水場があればS級ポイントに格上げです!そういうところにはたいてい大型のクワガタがいます!

クヌギ

上の写真はS級ポイントの例です。ここは昼間でもクワガタムシが木に止まっています。

 

あともうひとつ、下草が茂っている=近寄りにくい=人が来ていないという図式が成立します。

 

クワガタ採集はいかに人が来ていない場所を見つけるかがカギです。

 

森林公園のようにきれいに草刈りされて誰でも近寄れる場所にはクワガタはいません。いたとしても先に誰かがクワガタを捕まえています。

 

こういった場所は昼間でも薄暗いですが、夜じゃなく昼間なら子供でも何とか突破できるんじゃないでしょうか。「虎穴に入らずんば虎児を得ず」の精神で行ってみましょう!

 

≫【採集】カブトムシ・クワガタおすすめ本6選 子供から大人まで読める本をチョイス 最初の一匹捕獲間違いなし!

 

昼間にカブトムシ・クワガタ採集へ出発

出発

先ほどのコツをふまえた上で確認しに行ってみます。今回はそれぞれ条件の違う3つのポイントに行ってみます。

 

ちなみに時刻は昼の3時で、天候は快晴です!この日は気温も高く、屋外で34℃ありました!

 

暑すぎて誰も外に出ていません笑

 

1か所目:1日中日当たりが良く 下草が刈られているポイント

最初のポイントに到着しました!

ここから虫の画像を載せるので、苦手な方は自己責任で閲覧してください!

クヌギ

この場所は、日当たりが良く、常に日光が当たるポイントで、元気よく樹液を出しています。しかし、下草は奇麗に刈られているので、幹の部分はやや乾燥気味です。

 

小型スズメバチが群がっています!

スズメバチ

昼間の注意点は、スズメバチがいることです、彼らも樹液に寄ってきて、たいていクワガタとセットになっています。

 

刺されると大変なので、もし近くにクワガタがいても近寄らないようにしましょう!

 

ついでに近くのナラガシワの木も確認してみます。 

ナラガシワ

この木もクワガタが採れる木です。

カナブン

カナブンがたくさんいます!

 

やや、穴の中にコクワガタのペアが!

コクワガタ

オスは大きかったですが、カメラを準備している間に奥へと引っ込んでしまい、メスだけになりました。

 

 

2か所目:1日中日当たりが良い斜面 バリケードのように藪が生い茂って接近困難なポイント

 

このポイントは、遠くから見てクヌギがあるのは分かっていたけど、どうしても行き方がわからなかった場所です。

 

なぜ分らないかというと、クヌギに通じる道がなく、周囲が藪に囲まれていて、どこから行くにしても藪を突き進む必要があるからです。

 

藪に覆われているということは、人が来ていないはず!!

 

そこで、強行突破してみます!

藪
藪

 

写真の真ん中付近から突っ込みます!

 

かき分けながら進みます! ここには誰も来ていないようです。

 

思った以上に険しいです、途中自分のいる場所が分からなくなり、迷子になりそうでした。そしてクモの巣が10枚以上顔に張り付いています。

 

年季の入ったクヌギが見えてきました!

 

台場クヌギ

 

この雰囲気、お分かりいただけますか?

 

これです、この薄暗さとジメジメ感が大事なんです!昼の3時にも関わらずこの暗さ、先ほど説明した「A級ポイント」の条件を満たした場所です!

 

写真で伝わればいいんですが・・・

 

しかもこのすぐ下には池があることが判明し、S級ポイントに格上げです!

 

近寄ってみます!

台場クヌギ

早速カブトムシを発見しました。

 

カブトムシ

夢中で樹液を吸っています!

 

幹の少し上にあるウロを見てみると、スズメバチの左下に触覚?のようなものが見えます。ダダならぬ気配!

ウロ

ちなみにこのハチはオオスズメバチです。

 

見た目は小型スズメバチと似ていますが、大きさは1.5倍くらいあります! 大体4㎝くらいでしょうか、凶暴かつ毒も強力なので近寄らないように!

 

しばらくウロを見ていると・・・

 

 

出てきました!!

ヒラタクワガタ

ヒラタクワガタです!く65㎜以上ありそうです!

 

スズメバチと比べてもその大きさがお分かりいただけると思います!

 

クワガタが確認できたので、次のポイントに行ってみようと思い戻ろうとしましたが、

帰り道がわからず、あやうく神隠しにあうところでした(*´ω`*)

 

3か所目:1日中日当たりが良く 地上に笹が生い茂り 近くに小川があるポイント

 

この見出しを見ただけでS級ポイントの匂いがプンプンしてきませんか?

 

草むらをかき分けて進みます。

草むら

深いけど、さっきの茂みよりは全然マシだー。

 

ポイントにつきました!

クヌギ

この雰囲気、何となく先ほどの場所に似てませんか?

 

カナブンが大量!元気いいなぁー!

カナブン

ウロを見てみると

 

ウロ

ノコギリクワガタのオスを発見しました。

 

 

木を蹴ってみると・・・

 

 

ぼとっ

カブトムシ

カブトムシが落ちてきました。赤みがかって美しい個体ですね。

 

ミヤマクワガタ

樹皮を無防備に歩くミヤマクワガタ

 

 ミヤマクワガタは樹液ではなく、木の枝にぽつんといることが多いです。

 

まとめ 誰にも見つけられていないクヌギを探し出せたら捕れたも同然

 

昼間でもクワガタが採れることがお分かりいただけたと思います!

 

居るところにはいるので、的を絞って探しに行くのが良いでしょう。

 

昼間でもライトなどの装備は忘れないようにしましょう。森の中は暗いです。

 

 

最後に昼間に採集できる場所の条件をもう一度。

  • 木の上部、つまり葉がたくさん茂っているところには存分に日光が降り注ぐ
  • 地上付近は笹や茂みに覆われて薄暗い
  • 風通しがイマイチでジメジメした場所

これに当てはまる場所を探してください!

 

最初は地図やネットで小川を探し、実際にクヌギがあるかを確認してください。

 

あればクワガタがいる可能性が高いです!

 

もしいなくてもあきらめないでください!必ずどこかいい場所があると信じ粘り強く探しましょう!難しいことを言ってるわけじゃないので、案外すぐに発見できるかもですよ!その努力はきっと報われます。

 

それでもクヌギが見つからない場合は、 近所の人や、知り合い、散歩中の人から、クワガタがいる場所を知らないか聞くのも手です。(私はガンガン聞いていました)冒頭でカギは行動力と言いましたが、情報収集も重要な戦略です。

【採集】 カブトムシ・クワガタ本おすすめ6選最初の一匹を捕まえたい人向け

 

私の経験上、トラクターに乗っているおじさんは有益な情報を持っている確率が高いです。

 

農業従事者だけあって、地元の情報に詳しく、シイタケ農家の情報や、子供のころクワガタを探しに行っていた場所を教えてくれたりするんです!

 

チャンスがあれば思い切って声をかけてみましょう!

 

ここで注意点です。

注意

  • クワガタ採集といえどいろんな危険があります。子供は必ず大人の人と一緒に行きましょう。
  • 採集場所が人の土地にある場合は必ず許可をとってから入りましょう。
  • 採集場所にゴミを捨てないようにしましょう。
  • スズメバチには近寄ってはいけません!
  • 樹液を出すために木に傷を入れたりしないようにしましょう。いっときは樹液が出ますが、すぐに出なくなりますし、そこにクワガタは寄ってきません。それどころか木が弱ってしまい、樹液が出なくなります
  • 隙間からクワガタを取り出すために木の皮をはいだりしないようにしましょう。隙間がなくなるとクワガタが戻ってこなくなります。
  • いつまでもクワガタのいる森にするため、クワガタを根こそぎ持って帰らないようにしましょう。

これは注意点というか、採集者のマナーなので、守ってくださいね。

 

あるポイントではマナーの悪い採集者によって、クワガタが採れなくなったり、地主が立ち入り禁止にした場所もあります。

 

それでは良いクワガタライフを!